口永良部島(くちのえらぶじま、くちえらぶじま)は屋久島町の町内です。
とは言っても屋久島とは違い活火山の島として有名で人口はだいたい100人前後、周囲約50km、面積はだいたい38平方キロメートルあり、屋久島の10分の1にも満たない広さです。ちなみに日本の陸地面積は約38万平方キロメートルなので口永良部島はちょうど日本全体の1万分の1ぐらいの面積という計算になりますね。(参考になりませんね・・)
口永良部島へ行くには屋久島の宮之浦港と口永良部島の本村港を結ぶ町営船「フェリー太陽」を利用して片道約1時間40分かかります。1日1便運行されてますが、奇数日/偶数日で運行時刻が違うのと波が高い日などは欠航することも多いので注意が必要です。屋久島を経由せず鹿児島等から直接口永良部島へ行く航路はありません。
活火山の島として2015年に噴火した際のニュースなどで名前をご存知の方も多いかもれませんが、現在は落ち着いてますので当時屋久島等に避難していた島民も口永良部島へ戻り普通に生活しています。今は噴火警戒レベルに応じて立入禁止区域が設定されていたりします。
口永良部島はその豊かな自然から屋久島とともにユネスコの定める「屋久島・口永良部島エコパーク」に認定されています。
特に注目に値するのは口永良部島とトカラ列島の一部にのみ生息するとされるエラブオオコウモリ(国指定天然記念物)。
その他観光面では温泉(西之湯温泉、寝待温泉、湯向温泉、本村温泉)や釣り目的の観光客が多く訪れることから小さな島ながらも民宿が複数あります。
また近年は島内の文化や自然を紹介・案内する「口永良部島ガイド協会」が設立されたり「夜光貝細工」などの工芸品が注目されたりしています。
屋久島里めぐり推進協議会の「里めぐりツアー」もありますので、温泉と釣りを楽しむ以外にもいろんな見どころが増えつつあります。
私(筆者)も数回口永良部島には行きましたが温泉大好き人間なので個人的には温泉巡りがサイコーだと思いました。目の前が海のワイルドな温泉や湯の花がすごい温泉、白濁した濃い温泉とか泉質も多様で巡り甲斐がありましたね。屋久島も離島ではありますが、更に離島レベルが半端ない感じで離島好きには絶対におすすめの島です。
1泊2日以上
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