屋久島を訪れる観光客に対するアンケート調査結果(平成26年、屋久島町実施)によると、屋久島での宿泊日数は3泊以内(日帰り・1泊・2泊を含む)が全体の80%程度となっています。
また同調査の旅行目的調査結果を見ると「縄文杉等への登山」がこれまた80%近くに達しています。
つまり屋久島を訪れる観光客の大多数が縄文杉・白谷雲水峡をはじめとする有名スポットで登山・トレッキング・観光などを楽しみ、2~3泊して帰るというパターンが一般的なようです。
この傾向は2021年現在も大きく変わっていないと思われます。(※新型コロナウィルスの影響は別として)
このホームページ『YAKUSHIMAすごしかた講座』を運営する山岳太郎(ガイド会社と登山用品・レンタルショップ絶賛運営中!)でもべつにアンケート調査などを行っているわけではないですが、「屋久島大好きリピーターさん」を除いては大多数のお客さまが縄文杉(屋久杉)・白谷雲水峡(苔で有名)や宮之浦岳(日本百名山!)などの屋久島の有名スポットを楽しみ、そして2~3泊してお帰りになられますね。
ちなみに、
縄文杉は「早朝出発して夕方帰り」まるまる1日かかりますし、白谷雲水峡も人気の太鼓岩までのコースを歩くとなると「ほぼまるまる1日」、宮之浦岳登山をはじめとするいわゆる奥岳の登山に関しても縄文杉同様「早朝出発して夕方帰り」まるまる1日かかります。
しかもそれぞれ体力的にもかなりハードな行程。
2~3泊の日程でこれらのアクティビティをこなすとなると、かなりのハードスケジュールと体力消費が前提となります。
一方で、屋久島旅行を終えて帰られるみなさんからよく聞こえてくるのは、
「すごくよかったけど、もう少し滞在日数があればよかった」
「思ったより広かった。時間があればもっといろんなところを見てみたかった」
「もっとのんびり出来る時間も欲しかった」など、
トレッキングなどのアクティビティへの満足度は非常に高い一方で、滞在日程の短さに対する後悔の声が聞こえてくることがとても多いような気がします。
なんかちょっと上から目線な見出しですいません・・・(汗)
まず最初に当たり前の話ではありますが、
屋久島は逃げません。リピート出来る人はリピートでもOK!(何度でも)
例えば今回天候やスケジュールの関係で見れなかった・行けなかった場所があっても、次回必ずリベンジしてやるという強い意志をお持ちで、多少コストをかけてでも時間を作ってやるという方に関しては、このホームページを見る必要はないでしょう。
あなたはもう自分の力で立派にやっていけるでしょう。では次回屋久島でお会いしましょう!
さようなら、ありあしたーー!
※ウソですやっぱり見てください。
それはともかく、だれもがリピート出来るわけではありません。
実際に初めて屋久島旅行を計画される方が必ず思うのは「屋久島を楽しむには何泊ぐらいすればいいの?」というシンプルな疑問ですね。
せっかく時間とお金をかけて行くので屋久島を満喫したいし必見スポットは見逃したくない。もしかしたら今回1回きりになるかもしれないという可能性もあるわけですから当然でしょう。
ではさっそくお答えしましょう。
「ズバリ、屋久島を満喫するには最低でも1週間、できれば10日程度は欲しいところです!・・・・・」
※このホームページの趣旨を忖度するとこういった回答が妥当かと思われます。
しかし、しかしです。実際は
「仕事のことや学校のこともあるし無理ですね」
「休みは取れても他にもやらないといけないことも色々あるし」
「そんなに屋久島に滞在してやることはあるの?」
という方が多数ではないでしょうか?
こちら「YAKUSHIMAすごしかた講座」事務局でもそういった世間の事情を勘案いたしまして折衷案をご用意させていただきましたよ。
・・・・・妥協してしまいました。(;;)
というわけでこのサイトではとりあえず過ごし方を提案していきますので、よかったらご覧くださいませ。